2004年11月08日
先週末、銀座はエルメスにて、映像作品を鑑賞。
色とファンタジー IVと名付けられた、この映像作品集は
エルメス銀座店、10FのLe Studioで無料で上映されています。
数週間毎に上映作品のプログラムが入れ替わるのですが、
今回はLe Studioの第12回プログラムであり、
色とファンタジーというシリーズの第4集です。
因みにLe Studioは40名程が座れる小劇場で、
画面から椅子に至るまでの、全ての内装がなかなかオシャレ。
さすがエルメス。
さて、前回の色とファンタジー IIIを予約しておきながら、
予約した回の上映が朝だったために、寝坊して行けなかったので、
毎回、どのような映像作品を取り上げているのかは少し分からないのですが、
今回は、以下の3作品を上映。
The Orchestra
1990年 / ポーランド / 58分 / カラー
監督 : ズビグニュー・リプチンスキ
制作 : エクス・ニヒロ / ズビグ・ヴィジョン / カナル・プリュス / PBS / NHK
Le Canard à L'orange
2002年 / フランス / 9分 / カラー
監督/脚本 : パトリック・ボカノウスキー
Destino
1946年/2003年 / アメリカ合衆国 - フランス / 7分 / カラーアニメーション
監督 : ドミニク・モンフレ / モントルイユ・ディズニー・スタジオ
デッサン原案 : サルバドール・ダリ
まず、最初のThe Orchestra。
1990年の映像技術を駆使して作られたこの作品は、
上映前に配布されたパンフレットによると、
エドガー・アラン・ポーとジェラール・ド・ネルヴァルの間をさまよっているような、
毒のある、幻想的な物語が様々に変化していく様を追った華麗な一節
だそうです。
パンフレットに載っていた画像、そして上映時間を見て警戒していたのですが、
やられました。
予想通り、映像自体少し陳腐なものになってるんですが、問題は内容。
まず、この作品ではBGMとしてクラシック音楽が流れており、(合計6曲)
一応BGMに沿った内容の物語が展開していきます。
例えば「葬送行進曲」では喪服の人々が様々な動きをみせ、
誕生から死までの、人生の縮図とでも言うべき物語をピアノを弾きながら演じる。
「アヴェ・マリア」では1組の男女が空を舞い、愛を表現(?)。
そして「ボレロ」では永遠に続く階段を上る人々と、革命の物語。
物語と曲はかみ合っているんですが、展開のテンポが単調過ぎる。
同じようなスパンでダラダラと展開する合成映像が延々と流れます。
因みに"単調"ですが、そこにはミニマル的な美しさは皆無。
パンフレットの通り、まさしくさまよってるといった感じ。(但し、監督が)
これを58分も…。
この作品を見終わる頃には、ダリとディズニーのコラボレーションのDestinoや、
パンフの可愛らしい画像が素敵なLe Canard à L'orangeでのお口直しを、
僕の眼球と、そして脳が渇望し干上がった状態に。
後半2作品は、また明日…。
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