2004年11月17日

連続でECMってのは申し訳ないのですが、
今日はMeredith MonkBook Of Days

もしかしたらJazzはECMしか紹介しなくなるのかも…
 
 Meredith Monk - Book Of Days

この作品はECM現代音楽や、クラシカルな作品のシリーズである、
New Seriesの作品で、大部分がヴォーカル構成されています。

さて、このMeredith Monk
はっきり言って、最初はどうしても馴染めなく、
Book Of Daysは買った後で、
「買ってしまって失敗か?」等と思っていたものだが、
聴いてる内にのめり込んでいき、遂には抜け出せなくなってしまいました。

そんな中毒性のある独特な彼女の歌い方は、
自ら編み出し、提唱しているExtended Vocal Techniqueという歌唱法だそうです。

時には小鳥のさえずりのようであり、また、狂人の囁きのようでもあるこの歌唱法は、
このアルバムでも随所で聴くことが出来ます。

Book Of Daysには全部で14曲収録されており、
独唱もありますが、大半が合唱曲
 
楽器を使うものもあり、中には7曲目の"Dusk"のような、
殆どをHurdy GurdyGrosser BockHammered Dulcimerの演奏で構成し、
Voiceが添物程度に入ってくるような曲もあり、幅広く楽しめる。

その"Dusk"と、タイトル的には対になっている、
3曲目の"Dawn"はメランコリックな雰囲気の合唱曲。
独唱の1曲目の"Early Morning Melody"や、
SynthesizerViolin等の楽器を使い、
タイトルの通りMeredith Monkがトランスしたように、ぶつぶつ呟き、
狂ってしまったように歌う、13曲目の"Madwoman's Vision"等、
悲哀に満ち溢れる、美しい傑作ばかり。

恐ろしくなってしまうくらいの透明感。
オススメです。

Meredith Monkにはどうしても馴染めないという人もいますが、
この作品は彼女の作品の中でも非常に聴きやすいものです。

 ECMの真実  Colmen Music
 Check : ECMの真実 [BOOK] by 稲岡 邦彌
 Check : Dolmen Music [CD] by Meredith Monk

Back to HomePage